Drummer's High 縲廢motional Beat from 鼓和-core-縲鰀 ライブレポート  ドラム サイズ.COM

Drummer's High 縲廢motional Beat from 鼓和-core-縲鰀 ライブレポート

マーチングドラムを用いたパフォーマンスグループ「鼓和-core-」。その鼓和-core-主催のイベント「Drummer’s High」をレポートする。


Drummer's High Emotional Beat from 鼓和-core- Drummer's High Emotional Beat from 鼓和-core-
会場入るとステージに多くのマーチングドラムや電子楽器などが並び、後方にはドラムセットも設置。
Drummer's High Emotional Beat from 鼓和-core- Drummer's High Emotional Beat from 鼓和-core-
2010年2月14日(日)横浜赤レンガ倉庫の1号館ホールにて鼓和-core- が主催となりDrummer’s Highというイベントが行われた。
マーチングドラムを中心としたライブと聞いてはいたが、当日はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか全く予想もできないまま横浜赤レンガ倉庫へ到着。
まず目に飛び込んできたのは開場を待ちきれない多くのお客さんの列だ。皆、これから繰り広げられるステージが楽しみで待ちきれないと言った表情で待っている。
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開演前から多くのお客さんが並び、開演と同時に客席がいっぱいになった。
開場すると、あっという間に客席が埋まっていく。どのようなステージになるのか?お客さんもこれから始まるパフォーマンスに期待を隠せないといった表情だ。


客席のライトがだんだん暗くなると、いよいよ開演。
ステージ後方に設置されたスクリーンにビジュアルエフェクトが映し出され壮大なイメージの曲が流れる。少し遅れていよいよ鼓和-core-メンバーが登場。
演奏が始まり鳴り始める数々のドラム。スクリーンに映像を映しながら小気味良いテンポでの演奏が続く。
スネアのソロでは、わざとスティックを落としステージ横にスティックを催促すると必要以上にスティックを投げられてしまう演出に会場の笑いを誘う。
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スクリーンを使用した演出に圧倒される。序盤はメンバーからも緊張感が伝わってくる。
曲の中ではドラムセットも使用され、リズムキープやドラムでよく使用されるフレーズの他にも、マーチング独特のフレーズやパフォーマンスも出てくる。
マーチングで使用するパーカッションと、ドラムセットの役割を上手く捉え曲がアレンジされている印象だ。
MCの後はファンキーなリズムに乗って、バスドラムやタムがフィーチャーされた曲や、ビリンバウというブラジルの民族打弦楽器を使用した曲などオリエンタルな雰囲気の曲などが続く。
「Matra Cycle」は、コルテオ・シルクドソレイユでパーカッションを担当していたキット・チャタムが本日のために書き下ろした曲だという。
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民族楽器を使用した楽曲(左)や、ストリングス隊の入った楽曲(右)など表現豊かなステージが繰り広げられる。
スネアパートの後ろにはヴァイオリン・ヴィオラ・チェロなどのストリングス隊が特別出演として、演奏をよりゴージャスにする。
2度目のMCの後には「オリコン初登場第1位!?」という紹介とともに始まったのは鼓和-core-の定番曲である「彩リズム」。観客を引き込む「聴かせる」演奏は流石と言ったところか。
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ダイナミックなタムパート(左)と息の合ったスネアパート(右)。


後半に入ると、「interactive5DK」というユニットのパフォーマンスでクラブのような雰囲気になっていく。メンバーの電子打楽器奏者MASAKingはRolandの電子パーカッション「ハンドソニック」や、RMP-12を利用したパフォーマンスで会場を盛り上げる。
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interactive5DK(左)はダンスも披露。MASAKingと鼓和-core-のコラボレーションも実現(右)。
MASAKingと鼓和-core-のコラボレーションではストリングスも参加し幻想的な雰囲気の曲や、サンバのリズムに乗った曲が演奏される。
マーチングドラムと電子打楽器という一見異色に見えるコラボレーションは、これからの可能性を大いに感じさせてくれるパフォーマンスとなった。
再び鼓和-core-のメンバーだけになると始まった曲はルパン三世のテーマ。随所にタムのメンバーによるパートソロなどを盛り込み、どんどんお客さんを巻き込んでいく。
これだけ有名な曲を自分たちなりにアレンジし表現するのはかなりの挑戦だったのではないかと思う。
しかし、曲の持つグルーヴを大事にしつつマーチングパードラムでさらにその表現の幅を広げられた曲は確実に客席まで伝わっていたように感じた。


その後始まったのはドラムソロ。
印象としては「マーチングとドラムセットの融合」だ。スネアやタム、バスドラムのフレーズ一つ一つにマーチングのフレーズやテクニックを取り込み、歌うようなフレーズからスティック回しなどを絡めた魅せるフレーズまで幅広く展開していくソロは圧巻だった。
後から聞いた話によるとなんと19歳だという。これからが大いに期待できるドラマーになるのではないだろうか。
ソロの後にはドラムとタムパートのメンバーによる楽曲。
先端の光るスティックを使ったドラムにタムパートによる演奏を組み合わせたパフォーマンスはとてもトリッキーでメロディックであった。
タムパートは1人4つタムを使い、それを4人で演奏していたが、そのタムの魅力は横の移動にあるのではないだろうか。
他のパートにはない高速のタム移動、メンバーがポジションを変えての演奏は他のドラムではなかなか表現できないであろうことをどんどん表現していく。
そして、タムが複数並ぶという事は当然各タムに音程がつく。横の動きに加えて音程がつくと華麗なテクニックだけでなく聞こえてくる音がどんどん変わっていきフレーズがとても多彩に聞こえる。
ドラムを使ってこれだけの表現ができるんだという可能性を感じさせてくれた。
後半1台のタムが倒れてしまうアクシデントもあったが、最後は1つのタムを2人で使用しそのトラブルをカバーした演奏はプロフェッショナルを感じた。
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19才とは思えないテクニックを惜しげも無く披露していく(左)。タムパートは相変わらず息がぴったり合っている(右)。
ここまでを終えるとステージ前方に用意されたのは1台のスネアドラム。やはりマーチングバンドの花形といえばスネアだろう。
「水も滴るいい男」と紹介されて出てきたのはスネアの大窪研二。
他の曲を演奏している間も、随所に挟むスティック回しや他のスネアをリードするようなアクティブな演奏をしていた彼はソロになると数々のテクニックを披露する。
その様子はまさにエンターテイメント。お客さんを楽しめるための仕掛けを随所に散りばめ、緩急をつけたフレーズの中で巧みにスティックを操る。繊細さと派手さが同居するそのパフォーマンスはおそらく大窪研二という人間の魅力をも存分に発揮したステージになっていただろう。
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様々なテクニックで観客を魅了する大窪研二
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途中紙吹雪をかけるパフォーマンスも、一気にかけられる演出で笑いを誘う
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この日は紙吹雪だけでは終わらない。何と演奏中に掃除をさせる演出も!
ソロが終わると拍手の中、他のスネアパートのメンバーが出てきてパートソロに発展。4人で息の合ったパフォーマンスを行う。
1人でも派手に見えるパフォーマンスを4人でプレイすると、これぞマーチングの醍醐味と言った感じ。後半、他の鼓和-core-のメンバーが混じってくると、ステージと一緒にどんどん会場もヒートアップしていく。
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圧巻のスネアパートのソロ(左)と、スネアとタムを組み合わせたパフォーマンス(右)。
ラストに向けてスネアの魅力もタムの魅力も知ってしまった観客へ送られるのはメンバー全員でのパフォーマンス。
お客さんの手拍子を煽たり、今までの各パートの個性を発揮しつつメンバー全員でビートを刻み開場をグルーヴさせる。
盛り上がっているのに本日のステージ全体が終わりに向かうような雰囲気を出しつつ、ストリングスを強調しクラシックを思わせる幻想的な雰囲気の音に会場全体が包まれて行く中、鼓和-core-代表の夏井洋平の口から発せられたのは「この曲でDrummer’s Highは終りになります。」という言葉。
客席からは惜しみない拍手が送られる。


約2時間のステージだったが、マーチングドラムを使った想像を遥かに超えたパフォーマンスは楽しいだけでなく、感動させることのできる楽器になり得ることを見せつけられた気がする。
それは、この日のステージにかける夏井洋平をはじめとするメンバー全員の思いが伝わってきたからではないだろうか。
始めてのイベントというのは大変なことが本当に沢山あるだろう。
笑顔でステージに立っているメンバーの裏に隠された苦労は察するに難くない。
しかし今回のステージをさらにパワーアップさせたDrummer’s High第2回の実現を期待したいと思う。


Drummer’s High 縲廢motional Beat from 鼓和-core-縲怎Zットリスト
「第1部」
1.Overture
2.Emotional Beat
3.d’n'd
4.Splash
 -MC-
5.Funk
6.ビリンバウsolo
7.Matra Cycle
 -MC-
8.irodorhythm
 -MC-
9.1230
10.Helichopter


「第2部」
Masaking performance
11.Rhythms
 -MC-
12.Lupin3
13.Drumset solo
14.T’1
15.Snaredrum solo
16.Lugna rock
17.Overture
18.Cadillac of the skies






鼓和-core- 夏井洋平インタビュー
http://www.drumsize.com/2009/11/core_1.html



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