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スペシャルニュース

2009/12/10John Blackwell マスタークラス

2009年12月4日クリスタル・ケイのツアーを終え帰国直前のジョン・ブラックウェルをキャッチ。マスタークラス~質疑応答までをお届けする。

2009年12月4日クリスタル・ケイのツアーを終え帰国直前のジョン・ブラックウェル。
彼をキャッチしてのマスタークラスが主宰Dawosonismsにより開催された。
はじめに2010年に3月リリース予定のリーダーアルバムから一曲、その後インプロビゼーションで10分程の演奏を披露した。
ジョンはスティック回しやバックハンドで叩く後方のチャイナシンバルなどエンターテイメント性の高いパフォーマンスで知られていると思うが、今回のマスタークラスでは「グルーブすること」「オリジナル・スタイルであること」が重要だと何度も確認するように伝えていた。デモンストレーションにもそういったジョンのメッセージが現れていた。


ジョン・ブラックウェル John Blackwell

デモンストレーションの後には質疑応答と数名の参加者が実際にプレイをしてアドバイスをもらった。質疑応答の一部は以下の通り。


■スティック回しについて
14歳の時にマーチングバンドに入団すると、みなスティック回しを練習したよ。つまり誰でもやっている技だよ。特別なものなんかではないね。多くのドラマ-からこのスティック回しのことを聞かれるが、私が着目しているのは、いかに曲中でグループを保ちながらおいしく使うかなんだよ。きっかけは私がサポートを勤めたプリンスやジャスティン・ティンバーレイク、彼らはみな偉大なエンターテイナーであり、人々をいかに楽しませるかを熟知していた。それだったら私もドラマーとして何か貢献出来ないか? その答えの一つであったんだ。ところで、昔はこのスティック回しを乱発したんだけれど、最近は使い方を絞っている。つまり、バラードに必要ないだろ!!この手のスタンドプレイはなっ!
どうゆう時に必要でまた不必要かを鑑み使っているといえるね。
スティック回しに関しては、以前発売した私の教則DVD 解りやすく紹介しているので、是非チェックしてくれよ。


■バスドラムの三連フレーズや四連フレーズなど高速バスドラプレイの秘訣は?
そういったフレーズは大体シングルペダルで連打している。ペダルのスプリングはとても堅く調整していて、常に足を鍛えている。


■良いグルーブを生むためには
グルーブは譜面上では表せない。聴衆を鼓舞する、ワクワクさせ気持ちよくするポイントなんだ。まず複雑なエイトビート、ハイハットを八分で刻む前に四分のシンプルなパターンだけでグルーブさせること。シンプルなビートでグルーブ感を醸し出すんだ!!ここで“秘伝のたれ”なんだが、小節の頭 一拍目の存在を認識する事だ。実演しながらOne two three fourとはっきりカウントし、一拍目のOneを強調してみる。ここで、必ずしもOneにアクセントをつける必要はない。その存在を認識してプレイする事がとても重要といえるね。フレーズに流される事なく、置きにいく---タメる事。


質疑応答の後にはデモ演奏、新発売のアルバムから息子の名前をとった「Jaiben」をマイナスワンのトラックでプレイしてマスタークラスは締めくくられた。




注釈: Dawsonisms
1996年に白血病で他界した名ドラマ-であり最高の師 故アラン・ドーソン師の教え、考え方等を日本に於いても正しく伝えていくために直弟子 水野オサミが組織としたもの。
今までに故トニー・ウィリアムス、ハーヴイ・メーソン、ステーブ・スミス、オラシオ・エルネグロ、ヴィニー・カリウタはじめ多くのアランの弟子達と日本においてコラボレーションし活動している。 


詳細は以下のサイトより
http://www.osami.net


また近く、Drumsize.comより水野オサミ、ヴィニーカリウタ共著による教本「ILLUSIONS IN RHYTHM FOR DRUM SET」の日本語による使用解説付きエディションを発売予定している。


John Blackwell ドラマーページ
http://www.drumsize.com/2009/12/john_blackwell.html


水野オサミ ドラマーページ
http://www.drumsize.com/2009/05/post_23.html


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