2009/11/07鼓和-core- 夏井洋平 インタビュー
2010年2月14日に鼓和-core- 主催のイベント「Drummer's High」が開催される。
日本では初となるマーチングパーカッションを用いたパフォーマンスグループの鼓和-core-。
今回は初の主催イベントとなる「Drummer's High」に懸ける思いを代表の夏井氏に語ってもらった。

■まずはマーチングとの出会いについて教えて下さい。
中学生の時にマーチングバンド部に入部しました。そこの学校は中高一貫教育ということもあり、結果的に6年間部活を続けました。
スポーツ系の部活は中学生と高校生が別に活動するのですが、マーチングバンド部は中学生と高校生が一緒に活動していたので部員数は120人ぐらいいました。
コンテストに関しては、通常は中学生の部と高校生の部と分かれているのですが、中高合同バンドということもあり、中学1年生の時から高校の部に出場していました。
今考えると、とてもよい刺激になっていたかもしれません。
■アメリカでマーチングを経験するきっかけは何だったのですか?
高校生の時にいつかマーチング本場のアメリカに行って、マーチングをしてみたいとぼんやり考えていたのがきっかけです。そして、6年間の学校生活を終え、大学生のときに渡米し1シーズンをアメリカのドラムコーで過ごしました。鼓和を一緒に立ち上げた大窪研二ともこのドラムコーで出会い、共にスネアドラムを担当していました。
翌年、日本に戻ってきてからもドラムの活動を続けていきたいと思い、横浜のドラムコーに2年間所属していました。そして、翌シーズンを迎えるにあたり、今後ドラムを続けていく上で、どのような活動を行っていくか?というのをいろいろと考えました。というのも、ある一定の人数の中でマーチングパーカッションを続けていくのであれば、基本的にはどこかのマーチングバンドやドラムコーに所属し、大会に参加しながら1シーズンを過ごすといった形しかありませんでした。マーチング自体は素晴らしいものだと思いますが、大会に出るために練習を積んで、人に審査されてというだけの流れ以外にも違った形で活動していく流れを作りたかったのだと思います。例えば、日常で触れる機会が多い、ポップバンドとかロックバンドのように万人ウケするような場で自分たちの培ってきた楽器でのパフォーマンスを継続的に披露できていけたら、素敵だなと思っていました。
しかし、そのような環境はもちろんありませんでしたので、だったら作ってしまえばよいかなと思ったんですね。
■それが鼓和の結成に繋がったんですね。
そうですね。最初は楽器も人もいない状態だったんですけれども、アメリカで出会った友人や、中学校や高校で一緒に活動した後輩、またそれらの友人から友人へ声をかけていくと、いわゆるドラムラインとしてパフォーマンスを行っていける人数が揃ったんですね。
そこから、結成、活動開始となりました。今考えるとスムーズに人数が集まったこと自体が、とってもラッキーなことだったと思います。
■日本とアメリカではマーチングバンドが活動する環境は違うのでしょうか。
アメリカでは昔からアメリカンフットボールのハーフタイムショーや、シーズン中のコンテストなどが様々な州で頻繁に行われています。近年では日本でも公演を行ってる「BLAST!」というショーが世界各国でツアーを行うなどショービジネスとしても成功しています。日本ではというと、アメリカほどの環境が整っていないのが現状ですが、ここ近年は先ほども紹介した、「BLAST!」の来日公演や、唯一の日本人メンバー、またプロドラマーとして活動されている石川直さんの活躍、また劇団四季のショーでも一部マーチングパーカッションが使われるなどして、僕ら自身が鼓和で活動を行っていても、マーチング、マーチングパーカッションの存在がここ数年で広まってきたという実感はあります。
■鼓和はどういったステージを目指しているのでしょうか。
結成した当初はマーチングならではの特長を活かし、楽器を担いでステージ上やフロアを動きながらの演奏を追及していくのがよいかなと考えたりもしていました。
しかし、ライブハウスやイベントスペースなど今まで出て行くことのなかった場でパフォーマンスをしていく中で、どのようなパフォーマンスを行えば、お客さんが盛り上がるか?楽しんでくれるか?ということを追求するようになりました。それからは、お客さんの反応を見て、試行錯誤しながら様々な要素を取り入れてパフォーマンスを行っていく中で、お客さんとの共有感があるライブステージを少しずつ作れてきているのではいかと思います。
ここ最近はドラムのみのパフォーマンス以外にも様々な楽器を取り入れてパフォーマンスを行っていることもあり、ようやく多くの人に受け入れてもらえるようなスタイルを築き上げてきたのではないでしょうか。
■マーチングパーカッションを基調とした今までにない新しいパフォーマンスへのチャレンジですね。
そうですね。今後はライブ形式のショーに加え、マーチングの特色を活かした動きのあるステージも作っていきたいと考えています。今回のドラマーズハイというイベントは、ライブ形式のショーにあたります。1回目ということもあり、僕らも試行錯誤状態ですが、とにかく生で見て楽しんでもらえるようなステージを作っていきたいと思います。
■先日デザインフェスタに出演された際も大変好評だったと聞いております。
デザインフェスタではお客さんの反応がすごく良かったですね。当日は急遽ステージの1時間くらい前に、展示エリアの方でメンバー2人がゲリラ演奏を行ったのですが、予想していないぐらいの人が集まってくれ、あわせてライブステージも見に来てくれましたね。終わったあとも、フライヤーやCDを欲しいと言ってくれた人もいましたし、こういったお客さんの反応が見られたのは大変良かったですね。
終わった後に、ライブエリアの担当の方が「鼓和のステージが一番お客さんが多かった」と話していたのが印象的でした。
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| 横浜大桟橋ホールでの「Rhythmscape」、東京ビックサイトでの「デザイン・フェスタvol'30」などに出演。 | |
■それでは「Drummer's High」をやろうと思ったきっかけを教えて下さい。
鼓和の立ち上げ当初からいつかイベントはやりたいと考えていたんですが、「ドラムだけで約2時間のステージで何をやるか?」という考えがずっと頭の中にあり今になってしまいました(笑
しかし、ここ数年活動を行ってきたからこそ分かった事や、様々な人との出会い、環境の変化などもあり、ようやく今そのタイミングがきたといった感じです。
■やるべくしてやる事になったイベントという感じがしますね。
そう言っていただけると嬉しいですね。ドラムパフォーマンスはもちろん、他の楽器を絡めた演奏、また映像を使ったりと、より多くの人に楽しんでもらえる内容を用意していきたいと思います。
■いろいろな楽器との組み合わせも特長だと思いますが、今後コラボレーションしていきたいジャンルや、楽器はありますか。
そうですね、オーケストラやウインドオーケストラ、また以前コラボレーションしたことがあるDJとのコラボレーションはまたやりたいですね。
基本的にはリズム楽器なので様々な楽器と一緒にできる可能があると思います。
■最後に「Drummer's High」に興味を持ってくれた方たちへメッセージをお願いします。
ドラムが好きな方はもちろんですが、それ以外の方々も十分に楽しめると思うので、一般的なライブを見に行く感覚で是非お越しいただきたいと思います。会場で皆さんと共に「Drummer's High」を完成できたらいいですね。2月14日、横浜赤レンガ倉庫でお待ちしております!
「Drummer's High」
月日:2010年2月14日(日)
時間:open 18:00 start 18:30
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館ホール
主催:鼓和-core-
企画・構成:鼓和-core-
協力:パール楽器製造株式会社、ローランド株式会社
鼓和-core-オフィシャルサイト
http://core-percussion.com/
Drummer's High 〜Emotional Beat from 鼓和-core-〜 ライブレポート
http://www.drumsize.com/2010/02/drummers_high_emotional_beat_f.html
ヤマハ株式会社より『DTXTREME III』が発売されました。
ジルジャンが2008年の新しいシンバルをリリース!
「ARE YOU SYNCHRONIZED?」
が発売!
『M150』が発売されました!
多くのドラマーが待ち望んだアーマンドシリーズがついに登場しました。






