2009/06/20故樋口氏のドラム・パートを使った新アルバム!
いまや“伝説の”という冠をつけて語られるハードロック・バンド、ラウドネス。

彼らが結成28年を迎えるいま、22枚目のオリジナル・アルバムが5月27 日にリリースされた。
タイトルは
『THE EVERLASTING-魂宗久遠-』
2008年11月に急逝した故樋口宗孝氏が残したサウンドをベースに作り上げられた鎮魂の一作である。
タイトルからもわかるように、このアルバムは樋口宗孝氏を追悼する意味が込められた作品だ。
ドラム・パートは樋口氏が残したドラム・トラックが使われている。
このアルバムは28年間のラウドネスの歴史を総括するような印象がある。
ヘヴィネスと疾走感に溢れ、確かなテクニックの基に構築されたサウンドは、 1980年代のキャッチーな楽曲から、1990年代の重低音の可能性を模索するがごとくヘヴィさを強調したもの、そしてすべてのロックの要素を飲み込んだものまで、ラウドネスの歴史をなぞるかのようにヴァラエティに富んだ出来になっている。
9割以上が英語で書かれた歌詞を全身の声帯でシャウトする二井原実のヴォーカル、ボトムから曲を支配する山下昌良のベース、あくまでヘヴィなリフと超絶技巧が冴えわたる高崎晃のギター、そしてこのサウンドを基底で支え続けるのが、樋口氏のドラム・トラック。
他に類を見ないほどのヘヴィさが溢れるバスドラム、シュアで切れ味鋭いスネアなど、どこをとっても樋口氏のフレイヴァーが溢れかえっており、まるでそこで叩いているかのような錯覚を覚える。
彼のロック・スピリットが他のメンバーに乗り移り、まさに2009年に生きるラウドネスを体現したサウンドが堪能できる。今までに聴いたことがなく、そして今後も聴くことができないと想像できるほど、彼ら4人の魂を感じられる作品となっている。
樋口氏の早すぎる死は、筆舌に尽くしがたいほど残念なことであるが、彼を含むラウドネスという怪物バンドが今に残した業績を思うとき、一つの仕事をやり尽くした彼らの偉大さが身にしみてわかる。
樋口宗孝の魂よ、永遠に。
<CLASSIC LOUDNESS LIVE 2009 The Birthday Eve~Disillusion CHAPTER 2>
2009年6月18日(木) SHINSAIBASHI CLUB QUATTRO
2009年6月20日(土) FUKUOKA DRUM LOGOS
2009年6月21日(日) KOCHI BAY5 SQUARE
2009年6月26日(金) EBISU LIQUID ROOM
2009年6月28日(日) SENDAI JUNKBOX
2009年7月2日(木) SAPPORO CUBE GARDEN
◆ラウドネス・オフィシャルサイト
http://loudness.jp/
◆ラウドネス・レーベル・サイト
http://www.tkma.co.jp/tjc/loudness/live.html
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