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2007/04/10岡部 洋一氏インタビュー 8/April/2007
岡部 洋一氏スペシャルインタビュー
Q:パーカッションを始めるきっかけは何だったのでしょうか?
A:高校生の頃にサンタナとかが好きで打楽器がやりたいと思ったんだけど、小学校の時に骨腫瘍という病気になって右足が悪かったんですよ。
だからその頃は松葉杖ついたりしててバスドラも全然踏めなくて、じゃあパーカッションにしよう!という事で始めはコンガを始めたんです。
Q:そして大学時代にブラジル音楽に傾倒して卒業前にプロになったんですよね?
きっかけは何だったんでしょうか?
A:その頃は友達とか先輩から引き抜かれるんです。大学のサークルでプロになった先輩がいて「お前まあ来い」と。そのままズルズルズルズル。
Q:結束が固い上下関係というものですか?
A:いや、全然固くはない。ぼろくそ言いまくってるし(笑)

Q:約10年前からROVOのメンバーとして活動をしていますが、ツインドラムという形式上結成当時サウンドメイクにおいて苦労はされましたか?
A:僕は1年ほど遅れて入ったんだけどそれまでは別のドラマーがいてバスドラの音が2つあったのです。
僕が入ってバスドラなしでキックの様な音は手で出していたら上手くサウンドしたみたいです。
だからそんなにサウンドメイクの面では苦労してないです。
Q:10年前と現在とでは、スタンスは変わりましたか?
A:ちょっと変わりましたね。最初はパターン決めたり組み合わせを考えたりしていただけど、いまは全然適当にしてますね(笑)
Q:以前自身のHPでバスドラがないことによって低音の責任感が別のところに移り、全体でインプロビゼーションがやりやすくなる。とおっしゃっていましたが?
A:バスドラはグルーブの一番下で「ここが頭だ!」っていう支配力があるのですけど、それがなくなるんですよ。
だから逆に言うとグルーブを他の人に押しつけない。みんながグルーブしていれば僕はそこに乗っかるし、時には支配する事も出来るし。
そういうスタンスでいるいからお互いに支配力が対等になってくるのです。
僕のセットだと低音はバスドラでもありフロアタムでもあるから、まったく低音がないという訳じゃないからね。
Q:曲でリズム転調などを積極的にとりいれていますが、どうやって作っていってますか?
A:あるモチーフを広げていく時にみんなで近寄りながら作るんです。そのときに次はこうゆう展開にしたいんだけど、じゃあ、ここはリズムを展開したらどうだろうか?みたいなのを出し合ってね。
そうしたり、適当にプレイしてみたら「これいいじゃん!」という事でセッションみたいにして曲が出来上がってきたりしてますね。
Q:ライブでも結構忠実にそういうこと再現している?
A:している曲もあるし、全然してない曲もある。
Q:レコーディングではいかがですか?
一番新しいアルバムは1曲一時間なんだけどぶっ続けて全員でレコーディングしました。
一日一回を4日間。聞くのも1時間かかる訳だからね。
だいたい途中で寝てましたよ(笑)
けれど10年もやっていると自分達でもああこのテイクいいだろうな!っていうのがレコーディング中にわかってきますね。
盛り上がりどころも周りとコミュニケーションしながらプレイしてます。
Q:ROVOの他にはどういうバンドで活動してますか?
A:プログレ系とかジャズ系とか色々ありますが、『ボンデージ・フルーツ』というバンドがあってこれはROVOの次に古いバンドです。
あとは、ザ・スリルというアホでナイスなバンド。これは17年やってる。
メンバーは管楽器だけちょっと変わったけれどあとは変わらずやってます。皆年とったね(笑)
Q:今後、岡部洋一としての進んでいきたい方向は?
A:今ちょうどソロをやっています。頻繁ではないけれど、3~4ヶ月に1度のペースで新潟とか名古屋でライブをやってます。
一人でパーカッションソロというのは難しいですよ。打ち上げも1人でやらなきゃいけないし(笑)
Q:若手ドラマー、パーカッショニストに何かアドバイスがあれば?
A:やっぱり俺らの世代の連中は人によって全然違う、特にパーカションは全員違う。
同じフィールドで活動しているんだけどオリジナリティを持っています。今の若い人もそういうオリジナリティーを持ったらいいかなと。
本当に一緒にやってるとは思えないほど、考え方も演奏もセッティングも違う。
その様なオリジナリティを持ってもらいたいと思います。
岡部 洋一OfficialHP
http://donna-oto.com/okabe/
ROVO OfficialHP
http://www.rovo.jp/
http://www.drumsize.com/img/interview_okabe01.gif
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